地域で暮らし続けたくても、命を繋ぐために入所施設での生活を強いられたり、家族が倒れるまで介護を頼らざるを得ない「不自由な環境」におかれている人たちが多くいます。
障害があっても必要なサポートを活用しながら、その人らしい日々が自然に営まれる社会。障害の有無に関わらず地域そのものが多様な人たちの居場所となる泉州地域を目指します。
自立生活を実現するには、介助、仕事、教育、交通などあらゆる場面での権利が確立しなければなりません。リアライズは、法制度、まちづくり、意識等あらゆる分野の権利の実現に向けて行動します。
人とのつながりにおいて、「愛」と「感謝」の想いを大切にし、仲間への想いを原動力として、一人ひとりが抱く「志」を具体的な行動へと変えていきます。
障害のあるなしを超えて、「自分の人生を自分で選び、決め、責任を持って生きる」ことができる社会。そして、自らが「自分の人生を生きている」と実感できる社会。私たちは、そんな希望を実現するために障害者による自立生活運動を基盤とした支援を展開していきます。 誰もが尊重され、安心して暮らしつづけられる「ともに生きる地域社会」を、地域の皆さんと一緒に築いていきたいと考えています。
この法人は、障害者、児童、高齢者、また、外国籍であることなどの社会的属性に関わらず、誰もが社会的不利益を被ることなく、あらゆる属性の当事者の自立と社会参画の確立を目指し、地域住民、行政、関係団体との連携した業務を遂行することにより、個人の人権を確立し、福祉及び社会教育の増進を図り、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。 また、障害者自らがサービスの提供者になることにより、当事者の主体性を尊重したサービスの提供を可能にすると考える。そこで、NPO法人格を取得し、国、地方自治体からの委託事業や、指定事業を積極的に行っていくことが必要であると考える。
障害者自身が主体となった自立生活運動が起こり30年近くが過ぎ、今では都市部においては重度の障害者でも地域で生きることを選択できるようになってきました。 大阪府内をみても、大阪市を中心に北摂地域も含め障害者の自立生活運動の成果があり、重度の障害者が地域で暮らせるようになってきました。 しかし、自立生活運動のない地域では、まだまだ施設入所を選らばざるをえなかったり、家族が介助を行わなければならない現状があります。 そこで、障害者福祉の未発展な泉州地域(=大阪府南部)の泉大津市を拠点とし、泉州地域の障害者福祉を充実させたいと思っています。 誰もが自分の人生を自分で選び、自分で決め、自分で責任を取る。自分が自分の人生の主人公として生きるためのサポートと障害者の自立生活運動を通して、障害者だけではなく健常者、子ども、高齢者、在日外国人なども含め誰もが『生まれてきて良かった』と実感できる『誰もが住みやすい社会』を共に作っていきたいと考えています
4月 NPO法人リアライズ設立準備を発足9月 NPO法人申請
1月 NPO法人リアライズ設立4月 自立生活センター・リトライ設立4月 ヘルプセンター・リスペクト設立9月 NPO法人リアライズ設立集会9月 「自立生活センター・リトライ」並びに、「ヘルプセンター・リスペクト」を統合9月 「自立生活センター・リアライズ」設立
8月 (当事者サークル)地域生活センター・パイオニア開始
4月 生活介護パイオニア設立(生活介護事業)4月 泉大津指定特定相談支援事業開始
6月 三井孝夫 理事長退任7月 辻田奈々子 理事長就任8月 特定非営利活動法人 自立生活センター・リアライズ に法人名称変更
年度ごとの活動計算書、貸借対照表、財産目録です。