同じように障害を持ち、自立生活を実践する障害当事者(ピアサポーター)を中心に、自立生活に向けた(住まい・介助・制度・人間関係・お金のことなど)生活全般に関する相談をお受けしています。
自立生活の実現に向け、2人3脚で応援します。
障害を持つ仲間同士お互いに平等な立場で話を聞きあい、自己信頼を回復し、自立生活を実現していく第一歩となるような対話と支え合いの取り組みです。
同じように障害を持ち、自立を目指してきた人だからこそ分かち合える思いや経験があります。
これまでの生活では経験できなかった社会参加、余暇活動、交通機関の利用、料理、金銭管理、制度学習など、様々な経験を、障害者スタッフがリーダーとなり、失敗も含めて体験し、地域で自分らしく暮らしていくために必要な知識や経験を、実践的に学ぶプログラムです。
最初は誰もが不安や戸惑いを抱えています。しかし、同じ経験を持つ仲間と出会い、奪われてきた経験を取り戻し、自分らしい生活を実現していく力を少しずつ身につけていくことを目的とした、自立生活を実践していくための取り組みです
障害者総合支援法における障害福祉サービスを利用申請の際に必要となる、セルフプラン作成のアドバイスや、特定相談支援事業としてサービス等利用計画の作成を行っています。
また、定期的なモニタリング、随時必要な相談、情報提供、他機関との連携を行っています。
●サービス利用計画についての相談受付時間
平日10:00~18:00
自立生活センター・リアライズでは、様々な背景を持った多くの障害者メンバーが自立生活と出会い、目指し、取り組み、実践しています。
ここではその一部のメンバーをご紹介します。
ライブ遠征や旅行が大好きで、かわいいスヌーピーグッズを集めるのも趣味のひとつ。以前は、家族の介護だけでは生活が難しくなり、ショートステイを転々とする日々もありましたが、自立生活をスタートしてからは、自分らしい毎日を取り戻しました。
現在は、生活介護の古参メンバーとしても場づくりに力を注ぎながら、教育分野にも積極的に取り組み、学校講演活動では地域の子供たちに向けて、障害の事や自立生活について伝える活動にも熱心に取り組んでいます。
泉州生まれ泉州育ちの、生粋のだんぢり男!
昔は、やりたいことがあっても思うようにできず、いろんな制限の中で過ごしていました。そんな中、「なんばおにごっこ」で出会い、地域で自分らしく生きるための一歩を踏み出すことに。壁にぶつかることもたくさんありましたが、持ち前の熱い想いで乗り越えてきました。今では自立してやりたいことにどんどん挑戦中!SNS日々発信しながら、つながりを広げています。
大学在学中に自立生活センター・リアライズと出会い、「自分で選んで生きる」道を歩みはじめました。リアライズで初の女性自立当事者として、学生の頃から自立生活にチャレンジ。自分らしく自由な生活を手に入れました。
介助者と一緒に協力して乗り越える毎日には、確かな絆と笑いがあります。いつもリアライズの中心であり、事務局長として奮闘中です。
ひろやんの自立生活の実現は、リアライズ設立からの悲願でもありました。
意思のやりとりがむずかしい重度心身障害者であるひろやんとその家族、そして私たちは一緒に考え、何年もの歳月をかけて“地域で暮らす”という事を形にしてきました。
このプロセスは、単なるひとりの自立にとどまらず、制度の壁に挑み、行政さえも動かしました。家族が元気でいてくれるからこそ、自立の一歩が踏み出せる。これからもリアライズと共に挑戦を続けます。
リアライズの設立者であり、みんなからみっちーの愛称で呼ばれ、地域を変えたいという熱い想いを胸に、立ち止まることなく、常に新しいことに挑戦してきました。
常にリアライズの最前線で走り続けながら、自立生活を実現し、結婚、そして子育て。自立生活の可能性を広げるその姿は、多くの当事者や関係者に希望と力を与えています。
リアライズにも家族にもまっすぐに向き合い続けるMr.リアライズです。
リアライズでは、障害者本人の想いを最大に尊重し、本人のニーズに基づいた支援を徹底しています。
障害者に対してはもちろん、介助者(ヘルパー)である健常者にも寄り添い、ともに活動する全ての人への想いを巡らせながら活動しています。
障害者総合支援法の重度訪問介護、居宅介護、移動支援を主として、制度では保障されていない部分の介助は自己負担で行っています。
自宅での身体介助(食事、入浴、排泄、着替えなど)、家事援助(調理、洗濯、掃除など)、外出、旅行など、生活全般の介助を行います。
障害者本人の想いを尊重した介助派遣であり続けるため、雇用・研修・トラブル解決等、障害のある当事者との協働により、意見を反映できるようしています。
介助を使うことによって、やりたいことを達成できる反面、障害者も介助者もお互いの関係性や様々な生活場面についての悩みをかかえることがあります。
リアライズでは、コーディネーター(介助派遣のシフト調整・介助についての相談担当)を中心として、介助にまつわる多様な相談を行っています。
新しく契約した介助者に対して行う一番初めに受ける研修です。DVDを見てもらい、自立生活運動の歴史や自立生活センターの介助者としてあるべき姿を学びます。
初めての障害者の介助に新しく入る際に、熟練の介助者が同行し、研修を行います。
介助者として活動するのが初めての方でも安心なように、障害者も介助者もお互いに安心できるまで複数回にわたって行っています。
自立生活センターの介助者としてスキルアップを目指す研修で、大きな会議室等で複数名が受講する形式の研修です。年間6回(うち補講2回)実施していて、その時々でホットな話題や必要性の高いことなどをテーマにしています。
介助を始めて一定期間が経過した介助者に熟練介助者が同行し、介助現場での様子や介助方法を確認します。円滑に介助ができることや関係性を作っていく上で必要なコミュニケーションの足掛かりとしています。
障害者総合支援法による介助制度に従事するために必要な「重度訪問介護従業者養成研修修了(追加課程込み)」の資格取得のための講座を開催しています。
また、障害当事者による講義や実習に力を入れ、障害者本人の権利を大切にできる介助者の育成に取り組んでいます。(*資格は全国共通)
■受講料:15,000円(学生割引適応の場合:10,000円)
※リアライズにて、6ヶ月(または3ヶ月)以上活動してくれた場合は、「受講料の全額」を受講者へ還元します。
■全4日課程(土日開催)
※ リアライズで開催する講座の日程に合わなかった場合は、他の講座に紹介させていただきます。また、その場合でも、上記※の条件による受講料の還元は有効です。